男女、世代を超えたこういう交流は改めて大切だな~と感じます。
ツバルの話を真剣に語るのはもちろんのこと、多くのことを勉強させてもらえました
渋谷のBUNKAMURAで開かれている「ポンペイの輝き」という展示会を見てきました。
ポンペイという、いにしえの都はご存知ですか???
古代ローマ帝国で栄えたけれど、79年8月のヴェスヴィオ山大噴火で廃墟となった都です。
昔NHKか何かで特集をやっていた気がします。
もっとも、この大噴火で埋もれてしまったのはポンペイだけではありませんが。
大惨事で、あっという間に大勢が死にました。
保存環境が良かったようで、犠牲者の体は今でもその形を残していますし、貴金属はその輝きを失ってはいません。実際に展示物を見てみるとこの都がどれだけ豊かだったのか分かります。
「残されたものたち」は今でも、そのときに溢れていた笑い声、酒を注ぐ音、愛の囁き、そういうものをわたしたちの頭の中に描いてくれます。
耳を澄まして聞いてみれば、やっぱりこんな風に思うんです。
人間の営みは大して変わってはいないなぁって。
いくらいろんなものを発明したって人間は酔っ払ったりキスをしたり美しいものを身に着けたいと思ったりする。古代からの営みです。
人は自然の前では弱いもの。
どんなにお金を持っていても、死は決して逃れられない。
皮肉にも逃げるときに持っていった宝飾はそのまま何百年と輝き続け人間は灰と化しました。
だけどまた、そのときの人間の輝きも失われないと思います。
「残されたもの」たちと共に永遠にどこかで生き続けるのだろうと思います。
そのときにこそ宝飾に頼らない本当の美しさと、真の平安を手に入れるのかもしれませんね。
2006.05.05 00:01:20
水俣病フォーラムに行ってきました。
わたしは、患者さんたちが体験談などをお話になり「公害病が二度と起きないようにしよう」というようなことをおっしゃるだけだろうと思って気軽に参加しました。
主旨は確かにそうなんですが、話はもっと大きかった。
私と水俣病との最初の出会いは、小学校の高学年のときだったと思います。
教科書に載っていた記憶があります。
教科書というのは、わたしにとって過去の出来事を記したものでした。
だって全部過去形なんだし。
だから水俣病も過去の病気で、今はもう解決してるとばかり思っていました。
水俣病を政府が認めてから50年。
実際には水俣病はそのもっと前から姿を現していたのですが半世紀が経ちました。
けれど今日発言をした方々に共通する意見は「水俣病は終わっていない」ということでした。
だからこのフォーラムのタイトルが「新たな50年のために」だったのです。
会場は大手町にあるサンケイプラザでした。思った以上に広かったんですが、始まる頃には満席になっていました。スケジュールはこんな感じ↓
第1部/「月光の夏」ダイジェスト版上映
第2部/「天才的なバカになれ!私の熱きリーダー論」&質疑応答
第3部/キーマンを囲む情報交歓パーティ
アツイ語り部は以下の4人でした。
今日はわたしのブログ仲間wggさんの学外展に行ってきました。
渋谷駅東口を出て山下書店の傍にある川?に沿った道を歩くこと5分弱。
ありました、ありました、ルデコ!!
ちょっと目立たない感じですが、ウィンドウに飾ってあるオブジェが派手です。邪鬼なので、6階から順々に作品を追ってゆく・・
見れば見るほど、ひしひしと学生のアツイ気持ちが伝わってきます。良かった。発想が若いです、やっぱり。
若さならではの美しさがどの作品にも感じられます。
どの作品も心に残る素晴らしいものたちばかりでしたが、特に良いなと思ったものを紹介します↓