しょうがない人／平安寿子

まったく、大人になってもしょうがないことばっかりだなぁ。
介護や子育てなど様々な問題に直面する等身大主婦のはなし。

つむじ風食堂の夜 / 吉田篤弘

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なんだろうね、ジャンルは。ファンタジーかな。

「たべること」に関係しそうな本はついつい手にとってしまう。
でもこの本はあんまり「たべること」には関係なかった。

ただ、ゆっくりしていて良いかんじ。ストレスなく読める。
光がオレンジに当たって照明に・・・というところがすごくよかった。

誰もいそがない町 / 藤井青銅

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哲学的な大人のおとぎばなしの世界。 好きだな、この感じ。 短編集なので、心が乾いたときにさくさくよめる。

『恋をしよう。 夢をみよう。 旅にでよう。』/角田光代

 

恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 (ブルームブックス)
 

なんてことはない日常的なことも、角田さんが書くと彼女の哲学のように思えてくる・・・
というのはちょっとオーバーだけれども、とってもユーモアがあっておもしろい。
なんか、これでいいんだなぁ、って漠然と思えてくる！
以下の引用はその中でもマジメな部分を切り取っただけですからネ。

･･･続きを読みましょう。

シナという名の女 / 森瑤子

シナという名の女

こんな上質な文章、読んだことない。シルクが似合う感じ。

言いたいことは大抵分かりやすく表現されていて、かたっくるしくもなければ複雑でもない。

そのくせ品性溢れてる。

最高です。たぶん作者の生き方が溢れてるんだろうな、この本には。
山田詠美さんが尊敬してるのもよく解る。