遠い昔、言葉はひとつだった。
神に近づこうとした人間たちは、
天に届く塔を建てようとした。
神は怒り、言われた。
”言葉を乱し、世界を分けよう”。
やがてその街は、バベルと呼ばれた。
(旧約聖書 創世記11章)
おすすめ度:★★★★☆
菊地凛子さんのアカデミー賞助演女優賞ノミネートで話題になった映画、『バベル』を観てきました。
映画はモロッコで銃撃されたアメリカ人の妻とその夫、
その犯人の少年と家族、
夫婦の子供とその乳母であるメキシコ人女性、
そして事件に使用された銃の持ち主である日本人男性と聾唖の娘。
この四つのお話が入れ替わり、立ち替わり、映画は進行していきます。
わたしは良い映画だと思いますが、エンターティメントではありません。
それとアメリカにわたる不法労働者のメキシコ人など、予備知識がないとよくわからないところがあると思うので、注意です。
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