着るものがない！ / 中野香織

着るものがない!

服が散乱した部屋で、溢れるクローゼットを前にして、
一度はこう叫びたくなるときがあると思う。

着るものがない！

世の中には一着の服で毎日を過ごしている人だっているはずなのに、
なんて不謹慎な言葉だろうと思う。

でもそれは別に、嘘ついているんじゃなければ、見栄っぱりからそういう言葉が出るんでもない。
本当に着る服がなくて、悩んでいるんですよね。
物不足とは別の問題。
この消費とファッションの関係性をこの本ではテーマにしている気がします。

作者の視点はすごく鋭い。
最新の用語もでてきたりして、全然、エッセイじゃありません。
とっても勉強になる一冊です。

ゼブラヘッド / アンソニー・ドレイザン

eBay Itaila  ZEBRAHEAD

アンソニー・ドレイザンが監督、オリバー・ストーンが製作総指揮をした映画。
どうやら日本では未公開だったみたいです。残念。当時（1992年）はご法度だったのかな。
ビデオはamazonで取り扱いがありました↓
ゼブラヘッド

あらすじと感想はこんな感じです。

陽の当たる場所 / ジョージ・スティーブンス

陽のあたる場所

演技としても、話の内容としても、そんなに好きではない・・・
複雑になるだけなって、あっさり落ちていく、というかんじがする。
主人公ジョージも、なんだかただのロクデナシ男で終わっちゃうし。

全然ロマンチックシネマっていうんじゃないです。
っていうか、むしろどこまでも暗くなっていく。

うーん、でも、こういうのは文学的にみるとアメリカの栄光と影を描いているんだよ！！！
みたいな、話に繋がっていくのでしょうか。

でもアリスちゃん役シェリー・ウィンタースの演技は印象的だったなぁ。
エリザベス・テイラーはほんとに19歳でしょうか？うつくしすぎです。

アニー・ホール / ウディ・アレン

アニー・ホール

大人の男女の恋愛を、かぁぁぁなり自虐的に描いている作品。
もうウディ・アレンのセンスが余すことなく発揮されている感じ。

といってもわたしは彼の作品を実は初めて観たのですが・・・
でも、初めてでも、あぁこれが彼の世界か！ってわかるくらい、個性的で面白い。

ダイアン・キートンのファッションもセンスあって良かったななぁ。
こないだＥＬＬＥのシネマブックで取り上げられてたもんな。
テニスの場面の服は、彼女がラルフ・ローレンの男物を自分でコーディネイトしたらしいです。

大人のたしなみ「ビジネス理論」一夜漬け講座 / 渋井真帆

大人のたしなみ「ビジネス理論」一夜漬け講座

確か『ドラッカーの遺言』の中で紹介されていたと思う『ｻﾞ・ゴール』。
ベストセラーの有名ビジネス理論書だ。
しかも貿易摩擦を起こしちゃうから日本人にはあえて読ませないようにしてたっていうんだから、こりゃ読むっきゃないでしょう！ということで本屋へ出向いた。

が、見つけたその本の厚さといったら・・・・
他にも読まなきゃいけない本はいっぱいあるのに・・・・

そんなとき、この本をみっけた。
ありがたやぁ～～～

･･･続きを読みましょう。