ハイ・スクールに通うユダヤ人少年ザックと黒人少年ディーは人種に関係なく友情を感じあっていた。
ある日、ディーのいとこのニキが転校してきて、ザックと 恋に落ちる。
しかし、人種ごとにグループを組む居住地で、二人は異端児扱いされていた。
そんなとき、ディーが同級生によって射殺されてしまう・・・
アメリカの「人種のるつぼ」の影の部分をありありと描かれています。
メインになっているのは白人と黒人ですが、観てみると、中国人の女の子や、いかにもマッチョに憧れている感じのヒスパニック少年も出てきます。
最後のシーンではヒスパニック少年が、黒人の殺し合い、といったことにアフリカ系黒人の少年は激怒し喧嘩しはじめます。
この喧嘩、今もまさに続いているじゃないですか。社会的に。
エンディングで壁に映る行き場をなくしたような光が撮られていて、どうなっちゃうんだろう??って不安で一杯になりました。
15年も前の映画ですが、今の社会にも重なる気がして、歯がゆい気持ちになります。
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