幾人かの人は、気持ち悪い世界と思うのでしょうけど、
こういう発想ができるということ自体が、そもそも凄いのではないかと思います。
ミュージアムショップで青年二人が
「来てよかったな」
「うん、かっこいいわぁ」
っていうような会話をしていたのが印象的でした。
そうそう、ゲイジツっていうかかたっくるしい枠組みじゃなくて、
純粋にかっこいいんですよね!COOL!!
エッシャーにはそういう世界観もあると思います。不思議だけど、かっこいい世界。
同じく幾何学が得意分野だったルイス・キャロル(不思議の国のアリスの著者)にはないかもしれない。
エッシャーといえば、無限階段とか有名。
youtubeに無限階段のおもしろいアニメがあったのでリンク貼っときます。
http://www.youtube.com/watch?v=hhfhgbmZe9s
memo
私は好奇心旺盛な樹木です。世界の夢を見ながらすらりと立っているのです。
夜のしじまの中でこっそりと成長しはじめ、息絶えてもまたよみがえります。
見えないところに真の美しさが横たわっているのです。
植物は水を与えると徐々に成長しますが、植物はむしろ雨の一滴に喜びを感じるのです。
学名『ペダルテルノロタンドモヴェンス・ケントロクラトゥス・アルティクラトゥス』は自然界における車輪の形の欠如に対する不満から必然的に生まれた。『版画の回廊』
男性が見ているのは回廊にかかった版画だがそれは外の景色の一部であり、回廊もその一部になっている。『ドラゴン』
ということは、彼は彼自身がいる回廊を見ていることになる。
ドラゴンは階段の開口部から頭と尻尾をだし、自らが三次元の存在である事を強調している。
しかしどんなに立体的であろうともこれは平面にすぎない。
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