溝口健二の、おそらく最も絶賛されている作品なので、わたしがどうこう批評することはありませんでしょう(笑
ただ、カメラワークがすごい良いのだろうなぁ、ということと、
すっごい日本らしい幻想的、かつ官能があふれまくっているなぁ、ということ
を、痛く感じました。
モノクロなのに引き込まれる。
怪しい世界にずりずり引きずり込まれているって感じ。
京マチコが恐ろしく色っぽい。
デモネ、
どうも今の時代に生きるわたしには、この映画に登場する女たちには共感できにくいと感じた。
なんでこんなバカ男のために女が死ななきゃいけないわけ?!
襲われたくないならそんな女らしい転び方するな!
と、野次をいれたくなったのが正直な気持ち・・・
確かに作品自体はとっても良いと思う。
でも、こんな女性像を全面に出されちゃ・・なんか、日本女性としてやるせない感じはある、かな。
でもでも、溝口健二は底辺の女性たちを描くというから、そこらへんも解っているのかしら。
というかあの時代、そんなことそもそも言ってられないよね。
けど女だっていつでも寛容に男を受け止める、男にとって都合の良い存在じゃない。
なかなか小気味が良かったのが若狭様の乳母?のこの台詞w
男は一端の過ちで済もうが、女は済まん!!!!
無題
+トモヒコさん+
+ゆーじ+
無題
トモヒコさん
世にはびこる
現象様♪
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