第二次世界大戦前夜、夫に先立たれ未亡人となったローラ・ヘンダーソンは、ロンドンのソーホーにある劇場「ウィンドミル」を買い取る。
支配人として雇われたのはヴィヴィアン・ヴァンダム。
彼の提案するノン・ストップ公演が当たり、劇場は連日の盛況に。しかし周囲の劇場がマネをし出すと客足は減り、劇場は危機を迎える。
そこでヘンダーソン夫人は、”女性のヌード”を見せる案を考え出す。
映画生活より
イギリスの女優ジュディ・デンチは、本当に本当に可愛い!!だけじゃなくて、気品もある。
本当に70歳を超えているのだろうか・・?
わたしの超個人的な視点だけど、いつも思う。
凄いな、と思う女性は、首に皺がない。 いや、あるんだけど、目立たない。
これは美しいとか、若いとか、実はあんまり関係ない。
外に出てみれば分かるように、20代の子だって、すでに首に皺がある人はいくらでもいる。
このジュディ・デンチも首の皺がほとんど目立たない。
よく観察してみると、首をいつも伸ばしているのです。
ダンスをやっている人なんかは分かるように、首を伸ばすことはかなり踊りの中で重要だ。
なぜ重要なのだろうと考えると、ただたんに美しいという意味だけじゃないと思う。
人間の身体を最大限に使おうとすると、首が伸びなきゃいけないんじゃないかと思う。
首って、実はなくてもいいんじゃないかな。
それをしっかり使うということは、必要最低限を超えている行為だと思うのです。
そして慣れていない人には、本当にめっちゃくちゃ疲れる行為で、修行です。
だいぶ映画から話が逸れてしまった・・・
映画は、とにかくコミカルです。
あ、最初のイントロダクション?が変わっていて、可愛くて、よいと思いました。
全体的に、とにかく華やか!
ただ話としては・・・
戦争反対映画としては軽すぎる気がするし。それが狙いかもだけど。
あとイギリスのチャリティ精神が一体どうやって生まれてるのかを知って少し悲しい。
男と女の愛もあまりにも悲しすぎる。
だって、客の若い男に恋人がいるってことを知らなかった女が、彼に妊娠させられて、結局死んじゃうのだから・・
それでも、男にヌードを見せようとどうして思うのですか?
と言いたくなった。
ボブ・ホスキンスと奥様の関係も友情なのかなんなのか、うーん。
でもひとりひとりの演技はやっぱり良いと思った!
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