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水織 -Today is the first day of the rest of your life.-

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ヒトラー~最期の12日間~/ オリヴァー・ヒルシュピーゲル

ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディション



Gyaoで放映されているヒトラーの最期を見届けた女性秘書の証言によって作られた映画。

放題では「最期の12日間」となっているけど、 原題は"Der Untergang"『滅亡』。
実際は、ヒトラー自決後の人々も描いています。
というか、誰が主人公というのがないきがする。

2004年に、ドイツとオーストリアとイタリア共同制作されたものです。

感想は以下の通り。

拍手[0回]

擬似囚人と擬似看守の実験の映画、es[エス]
この作品には数年前にものすごい衝撃を与えられた。
そしてes[エス]の監督、オリヴァー・ヒルシュピーゲル監督がこの映画を制作している。
ということで、すごく期待して観たのだけど、やっぱりすごい。
おもしろいというレヴェルではなく・・・なんか目が離せない。


映画はヒトラーの人間的な部分に焦点を当てている。
実は凄い良い人だった!というのでもなく、実はすごい冷血だった!というのでもない。
菜食主義で、女性に優しく、犬を溺愛していて、でも野望はすごく、お腹がでて、やつれた、一人の中年男でしかない。

けどちょっと思った。

どれだけあのナチスが残忍なことをしたか知らなくて、自分がしたことを後悔していると語った女性秘書と、ヒトラーと、一体どこが違うのだろうと。

映画に出てくるキャラは、仕事をまっとうしている。
子どももでてくるけど、みんな大人で、やるべきことをやる。
秘書も、ヒトラーも。
サラリーマンたちだ。

ひとつ違うのが、「忠誠」という言葉に雁字搦めにされていること。
宗教的なものも影響しているんじゃないだろうか。
でも、綺麗ごとみたいに「忠誠」しているんじゃなくて、「忠誠」しなきゃ、地獄行き!っていう脅迫的な「忠誠」を誓っている。
あ、でもそう考えるとサラリーマンもそういう面はあるか。
会社への「忠誠」。


だからなんとなく、共感してしまったのだろうか。

うーん、でも理解できないところも多々ある。
うーん、難しい。


この映画の中では、ヒトラーは自殺する。
といっても、なんだか曖昧な感じはした。
ヒトラーは生き延びたって噂を配慮しているのかもしれない。

歴史上の事実は、この監督にだってわかりっこない。
だからそこの点はちゃんとわかってみるべきだと思う。
そうすると、この映画は形を変えるきがする。
言葉にうまくできないけど、しいていうならさっき言った共感かも。

俳優はドイツ人。
特に、 ブルーノ・ガンツ演じるヒトラーは凄い!
存在感が凄い!
本人を知らないけど、乗り移ったんじゃないかとさえ思う。
名前がわからないけど、ヒトラーを支えた大臣を演じた俳優も凄いと思った。

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mizusiki
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女性
職業:
戦え!サラリーウーマン
自己紹介:
出来損ないの人間に生まれてから日々成長しています。
好きなことばはインディアンの言葉、
today is a good day for die.
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