え・・川端康成??難しそうだなぁ・・
この本を見つけたときの印象はこんな感じでしたが、タイトルに魅かれ読んでみることに。
そしたら・・読みやすかったです、意外にも。
そりゃ確かに「コーヒー」が「コオヒ」になっていたりしますが・・
女性ならすごく共感できるのではないかと思います。
男性ならちょっとしたカルチャーショックを覚えたりするかもしれません。
現代版の映画にしたら結構ヒットするんじゃないだろうか。
だって今話題の熟年離婚的な話や、仕事と結婚どっちをとるかなんて問題がでてくるんだから。
ということは昔からこういう問題はあったということですね。今に始ったわけではなく。
微妙な女心、それが細い糸が絡み合うように描かれています。
川端康成って男性なのに、こんな複雑な心を描けるなんて本当に繊細な人だったんだなぁ。
2006.02.27 15:25:59
この記事にトラックバックする