目黒川は、今が桜満開。
桜が、川の水面で揺れていて、とっても綺麗です。
目黒川沿いを左に曲がったところに美術館があります。
入って階段を上がると、可愛らしいオブジェが並んでいます。
部屋には、絵本や絵本の挿絵がずら~り。机や椅子も心なしか小さい。心がワクワクしてきます。
絵本の絵は、どれも可愛らしいものばかり。
(その中に、ヤン・シュヴァンクマイエルが混じっているのはなんだか妙でしたけど。
わたしの記事→
アニメーションの世界)
・・・ですが、残念ながら、わたしがビビビっとくる絵ありませんでした。
あ、でも、イジー・トゥルンカの絵は、なかなか独特で好きです。
おすすめなのは、映画コーナー。
可愛らしいだけじゃなく、笑えるものが多いw
それでもやっぱり、日本のアニメーションにはない雰囲気があります。
普通の美術館よりも、ゆったり、のんびり過ごせそうです。
その後は、数年前から気になって仕方がなかった
目黒寄生虫博物館に行ってきました。
こいつぁ、すごいです。
はじめは、笑っちゃうんだけど、そのうち笑う気力さえ吸い取られます。
建物は二階建て。寄生虫の標本がずらりと並びます。
きも~い、から、だんだん、
こいつら、本当にすごいな、この生への執念・・と、ちょっと尊敬しはじめるかも???
けど、なぜ寄生虫ってあんなに長いのだろう。
長くなる必要性がイマイチわからない。
驚きの時間を過ごした後は、
目黒不動で、心を落ち着けてきました。
こちらも桜がものすごく綺麗で、寺に映えます。
帰り際発見した
大円寺には、たくさん手がかけられているかんじがしました。
こんなのとか。
気付いたのですが、目黒には想像以上にお寺が多い。これは何か意味があるのか?
と同行していた友人に聞いてみたところ、
ここらへんは、「五色不動」として親しまれていたようです。
五色・・つまり、目黒と目白と目赤と目黄と目青。
不動っていうのは、不動尊で仏様のこと。
もともとのはじまりは、江戸時代に徳川家光が江戸城と江戸の繁栄を願って、江戸城を取り囲むようにこの5つの不動尊を置いたみたいです。
そしてこの5色は古代中国の五行説の万物を構成する五つの要素、木・火・土・金・水。
そういう由縁があるので、自然とお寺も多くなったのかもしれませんねぇ。
詳しく知りたい人はどうぞこちらへ→
五色不動コンプリート!
それからわたしは、目黒から渋谷まで歩いて帰りましたとさ。
目黒!いい味だしてます。