ちょっと前にテレビを見ていたらこんな日立のCMがやっていた。
スーパーの中に海とか牧場があって(!)、お客さんが品物を作っている人と直接話したりしているというもの。
その商品がどこで誰によってどのように作られているのかがすぐに分かる時代がやってきたということだ。
つまりユビキタス社会の到来!
ユビキタスというのはラテン語でubiquitousに由来。
「いつでも♪どこでも♪誰でも♪ネットワークに繋がることができる環境♪」という意味です。
日立が開発したものの名前は「ミューチップ」。なんとも可愛らしい名前。コレ↓
<写真:日立製作所 http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/030902a.html>
もうちょっと詳しくいうと「超小型非接触IC「ミューチップ」」です。ICってなんぞや????
今、商品にはバーコードが付いてますね。
そして日立のCMのような(モチこれはあくまで比喩だけど)世界を実現に導いてくれるのが・・
次世代アイテムがRFICタグ、通称ICタグ!!これのことです!
ICタグのメリットは3つ!
1・離れたところでも読み込めること
2・個体識別子であること
3・たくさんの情報を組み込めること。
1・例えば、何か商品を探しているとする。商品探しというのは結構骨の折れる仕事なんですよね。
大きなスーパー、デパートなら尚更!本の場合も面倒ですね~。
そんなときに、お目当ての商品にICタグがついていてあなたがセンサーを持っていたら!
近くに来たときに初恋のようにピピッ★と反応するので、探す時間を短縮できます。
2・コンビニでバイトをしていると解ると思うのですが、検品のとき、いちいち数を数えなくてはならないんです。
が!もしもICタグがついていたら・・一発で「●●個あります」と教えてくれます!
仕事がサボれる~~
3・最近BSE問題でトレーサビリティが義務付けられました。
Trace(追跡する)、Ability(できる)ということ。
追跡するための情報はどこにつけるか?ICタグです。
この牛はなんの品種で、どこで生まれて、育って、誰がどこで切り分けて、どんな経由でスーパーに送られてのかナドナド・・
さらには予約済かどうかとか、この食品にあるビタミンナントカはどんな予防効果があるとか、
そんな情報も付加できそうです。
しかしそもそも偽の情報が組み込まれていたら意味ないんですが・・
とにかく、ICタグの使い道はなゆたです!
ただ、ちょっと不安になりません?これにウィルスが侵入することはないのかと。
実際、RFID タグを用いる小売業者やベンダーはこの可能性があると懸念しているようです。
もしも現実になったら・・強烈な悪夢ですね。
可能性がないとは絶対にいえないことは確かなようです。
問題はどれだけ、なるべく安全な環境を整え、隙を見せないようにするか、そこにかかっているのではないでしょうか。
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