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水織 -Today is the first day of the rest of your life.-

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51歳の男にレイプされて死刑されて処刑された16歳の少女

1813333.jpg

「・・・・ていうか女って何?」
こんな疑問が最近、わたしの頭の中をずーっとぐるぐる廻っているのです。

GIGAZINEさんで紹介されていこんな記事を読んで、またしてもそんなことを考えました。

「Execution of a teenage girl(十代の少女が絞首刑に)」


なぜ死刑になったか?なぜなら、
 

51歳の男にレイプされたから


は?って感じでしょ。要約は以下の通り。

拍手[0回]


この少女は13才の頃にパーティに出席したとき車の中で少年と2人きりでいたという理由で、「道徳警察」に「純潔に関する犯罪」で逮捕された過去がある。

そして刑務所に短期間収容され、むち打ち100回の刑を受けた。


釈放後、彼女はAli Darabiという既婚で子どもがいる51才の男性から数回にわたってレイプされていた。

だけど彼女はこの事実を警察や家族にも言わず、再び逮捕された。

なぜ?

イスラムの法律Shariaの死刑に相当する罪は大きく分けて3種類ある。

殺人、麻薬密輸入、そして婚外交渉だ。

この少女は16歳で「姦通」の罪ということになり、逮捕されたというわけだ。

でももちろん結婚なんてしていない!


さらに悪いことに「道徳警察」が、地元住民が、地域の同年代の少女に対して悪影響を与えている、と申し立てたと言ってきた。

でも、請願書にはどこにも住民のサインなんてなかった。


その後、彼女は裁判にかけられ、レイプされた事実を告白する。

レイプされたことが証明できなければ彼女の罪となり、レイプされた事実を証明することが極めて難しい。

さらに「あの女が俺を誘った」とか「あいつの服装が悪い」とかいって、男性の証言の方が女性の証言よりも重視されてしまう。


彼女は自分の主張が全く受け入れらなかったから、必死に裁判官に叫んで訴えた。

そしてついにヴェール(目意外を隠す布)を脱ぎ捨てた・・・


これが致命的だった。


そして翌朝の午前6時、彼女は絞首刑となった。


しかも彼女の死刑は家族には通知されず、裁判所は彼女の年齢を「22才」ということで処理された。

一応イランも国際法に批准していて、18才以下の場合にはイスラム法を適用しないとなっている。
だからそれを無視するために「22才だ」ということにしたみたい。

因みに22才という年齢、裁判官が彼女の体を見て決めたとのこと。


そしてレイプした男性の方はどうなったというと・・・



95回のむち打ち刑でした。


95回?

13歳のとき彼女は100回鞭うちされたのに?



なんていう社会!
わたしだってヴェールを脱ぎ捨てたくなるでしょうよ。

どんなに遺族は無念だろう・・・・

でもこういうのって、意外にも日本にもあったりする。

レイプされると「汚れた者」として周りが見る風潮・・・あるでしょう。
確かそれをテーマにした漫画も人気だったはず。

女は「内」にいなきゃいけないの?
どうしてそれが伝統なの?
声をもっちゃいけないの?
純潔でいなきゃいけないの?

女はどう生きたらいい?

Comment

男は弱い

  • トモヒコ
  • 2006-12-11 15:36
  • edit
ある意味、男は女をどこかで恐れています。それは、母という女から生まれたという事実と、母胎がなければ存在し得ないというコンプレックスから来ているような気がします。
日本古来のアミニズムである修験でも、山はみな母胎に例えられているといいます。野郎たちは、その中を駆け巡って験力に磨きを掛けるのですから、どうしょうもない(笑。
そんな絶対的な存在を、多くの社会が「穢れ」という見方で押さえ込もうとしてきた気がする。
それにしても、これはヒドイ事件ですね。こういう事件がなくなるには、開いた社会にならなきゃ無理だと思います。閉ざされた世界でろくなことは起きない。
あ、ある意味「ゲルマニウム」もそんな世界でした。

*トモヒコさん*

  • mizusiki
  • 2006-12-12 00:44
  • edit
おっしゃること、よーく解ります。そういう女性恐怖症を確かミソジニーというんですよね。

・・・でもやっぱオトコって怖いデス(苦笑)

精神面ではわたし、絶対に負けない!っていう根拠のない自信はあるんですけどねぇ、、、でも現実的に考えて、男にはなかなか勝てません。

うん、開いた社会、わたしも目指しています。なるべく知識を広めていきたいなって思っています。
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mizusiki
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女性
職業:
戦え!サラリーウーマン
自己紹介:
出来損ないの人間に生まれてから日々成長しています。
好きなことばはインディアンの言葉、
today is a good day for die.
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