鏡を使ってViganella村に太陽光をいれろ！プロジェクト

BBCにアルプスに囲まれた村Viganellaのプロジェクトの記事が載っていました。
Italy village gets 'sun mirror'

以下は要訳です。

高さ5メートル、横幅8メートルの鏡が、イタリアのViganellaという村のメイン広場に向かって谷の頂上に置かれています。鏡はわずかにコンピュータによって制御されています。

その鏡の役割は、険しい谷の底辺に位置するため太陽光が届かないViganella村に、太陽光を反射させて注ぎ込ませること。

このプロジェクトには地元の機関や銀行からの融資を得て、100,000ユーロ (£67,110)かかりました。


更に調べてみました↓

まず、このViganella村はどこにあるのでしょう。
緯度は46° 3、経度は 8°11あたりのところにあるようです。

下の画像ははクリックすると拡大して見ることができます。






実際の村の写真。英語版Wikipediaから。



この村は冬になると全然太陽光が届かなくなり、寒さはシベリア並みなのだそうです。

Sun Will Finally Shine in Viganella During Winter（Gizmo Watch）によると、12月17日に向けて住民は盛大なパーティを開く準備をしたとこのこと。
きっと盛り上がったでしょうね～。
この村ができてから800年にして初めて冬に光が注がれたのだから。すごいことです。


でもこういうアイディアはきっと昔からあったんでしょうね。
映画ハムナプトラ 失われた砂漠の都でも、太陽光を鏡に反射させて地下の部屋を明るくさせるシーンがあったはず…自然とハイテクの共存、進んでほしいです。