この映画のあらすじをAmazon.co.jpから引用します↓
最先端の技術を使って患者の精神世界へ入り込む治療を行っている心理学者キャサリンは、
ある日FBIから、異常連続殺人犯の脳に入り込み、彼が拉致した女性の監禁場所を探り出してほしいとの要請を受けることに。危険人物の精神世界へ入り込んでいくヒロインの冒険をスタイリッシュな映像で描いたサイコ・サスペンス・ホラー。
監督はインド出身で、REMなど数々のミュージッククリップを手がけてきたターセムで、これが長編劇映画デビュー作。
精神世界内におけるシュールな衣装デザインを石岡瑛子が担当し、大きな効果を上げている。やがて現実と精神世界の区別がつかなくなってしまうヒロインの混沌とした恐怖を、ジェニファー・ロペスが熱演。(的田也寸志)
わたしは今まで、この映画をお洒落なサスペンスだと思っていたのですが、
あらすじで分かるようにかなり不思議映画です。
なんせ「人間の精神世界」を映像化しているのだから。
これはもう、Alice's Wonder Landです。
人間の心理は複雑で、そして単純。
この心理というやつを考えるのは、「神とは何か」を考えるのと同じくらい難しすぎる問題です。
だって実体がないから。
だからこの映画も一生懸命「心理世界」を描こうとしているのがよくわかります。
心理学者を目指していたわたしとしてはかなり興味深い映画でした。
ただしグロイ場面もあるので、そういうの苦手な人はお控えを・・
15禁です。
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