この映画の主役はイタリアのチャップリンと呼ばれるロベルト・ベニーニ。
彼を始めて知ったのは『ピノキオ』を観たときだ。
あの時も良かったけれど、こっちの映画はもっとよかった。
なんとなく、『さとうきび畑の唄』を思い出した。
子供の為に頑張るお父さん的なイメージが似ているから。
この映画は、悲劇と喜劇が二面性を成していると思う。
軍医のなぞなぞは特にそれを感じる。
なぞなぞって楽しいものなんだけど、ここで使われるなぞなぞの答えはどれも不気味。
3問目の黄色く醜いものってやつは、ネットを見ていて、ユダヤ人だということがわかってきた。
1問目は闇。4問目は沈黙。
未来のグイドと軍医の未来を予測しているようだ。
でも観ていて本当に元気がでる。愛を感じる。
人生は舞台だ。でもだからこそ、半端じゃなくおもしろい。大切なものなんだ。
シェイクスピアの喜劇と通じるところもあるのかなと思いつつ・・
号泣した
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