9/11以前のタリバン政権下のアフガニスタンを描いた映画です。
主人公は自殺をすると宣言した妹を助ける為に、
命がけでアフガニスタンに帰る女性。
彼女は妹に与える生きる意味も求めて道を歩んでいきます。
夢も希望もなかなか見つからないアフガニスタンで、
彼女はその意味を見つけることができるのか?
ラストは曖昧なかんじで終わりました。
答を見つけなさい、というメッセージなのかも。
状況は最悪でしたが、その中で妙に善にこだわる人たちがいた気がします。
子供の笑顔も失われていく中で、
そういう人たちの善意こそが人間としての、残された希望なのではないか・・・
とわたしは思いました。
映像がものすごく美しくて、詩的です。
監督:モフセン・マフマルバフ
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