もともと『戦場のピアニスト』ファンのわたしは、”海の上”なんてぇ~~と、
失礼ながらも思い、ここまで観ずにきました。が、機会あって、観ることになりました。
想像以上に感動です!
なんというか、タイミングが絶妙、という感じがします。
そして、魅力的な哲学。
我々陸に住まう人間は、『ナゼ?』という質問を繰り返す。
けれど、ナゼ?には答がない。
人生は無限だという。
ピアノには端から終わりまで88個の鍵盤が揃っているから、
無限をもった人間は有限のピアノを奏でる。
しかし、陸上は果てがない。そんな大きな場所で、どのように生きていくのか・・・
悲しすぎるけれど、1900の人生は、これでよかったのだと思う。
きっと天国で、2つの右腕でも素晴らしい演奏をするに違いないと思う。
主人公の役であるTim Roth (ティム・ロス)の演技も本当に良い!!
あの瞳、始めはちょっとギョっとするけれど、只者ではない雰囲気を醸し出しています。
あの、少女に一目ぼれするシーンは何度観てもカンドゥウーだ!
あまりにも音楽が良かったので、サントラも借りました。
「海の上のピアニスト」オリジナル・サウンドトラック
モリコーネという人は、とっても物語のある曲を作りますね。
この記事にトラックバックする