英語では「構文」、数学なら「公式」。。。。
高校生のとき、英語の先生に「この構文はなぜこうなるの?」って聞いた。
その先生は「そういうものだから」と答えた。
ガッッッデム!!!!!!! 許しがたい答!!!!!!
数学の授業は、はじめおもしろかった。
でもだんだん進むスピードが速くなって、暗記した公式を使って応用する力を要求された。
その公式がなぜ、どうやって成り立ったかなんて教えてくれなかった。
これは古代ギリシャの数学者や、0を発見した偉大なる中国人への冒涜だと思った。
そのうちわたしは、
なぜ10という数が存在するのか、
どうして数は1から9までで、
その次からは1+0の、つまり10になるのかが分からなくなって・・・・混乱。
わたしは数とか、図形は嫌いじゃない。本当はたぶん好きなはず。
妥協してしまったわたしが一番悪いんだけど。。。
でも自分が「何故?」と問うことが否定されている気がして、なんだか恥ずかしくなって、愛する数の魔法たちに背を向けた。
確かに証明というのは、リングの上を回っているようなもので、手ごわい奴だ。
考えれば考えるほど、出口は遠くなる。
高校の勉強が大学に受かるためと考えるならなおさら面倒でやっかいな話だ。
だから仕方なかったのだと思う。
でも先生には少なくとも、「そういうもんだ」なんて答えてほしくなかった。
前置きが長くなったけれど、わたしは先日こんな本に出会った♪
数の悪魔は結構いいやつで、わたしの素朴な疑問に丁寧に答えてくれる。
でもしかし!この本を読んでも最後まで分からないことはいろいろある。
なんで自然界のものが黄金比で成り立ってるのかとか、どうして数は無限なのかとか・・・・・
でもこの悪魔は「そういうもんだ」なんて決していわない。
ちゃんと証明できないわけを説明してくれる。
そういう先生が欲しかったな~~~悪魔でも構わないのに。
☆トップの図形について☆
点の数+面の数-線の数=1
この公式はどんな図形にもあてはまって、みんな答が1に!!!!
・・・・Why ?
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