舞台は1980年代の真夏のニュ~~ヨ~~クのブルックリン!
黒人街なのですが、ここにはイタリア人や韓国人も住んでいます。
そしてスパイク・リー自らが演じるムーキーを中心に、人が衝突していく。
つまり、この映画にでてくるのはただ白人VS黒人だけじゃない。
様々な人種の衝突なんです。
イタリア人サルは、ピザ店をここで営んでいますが、黒人との喧嘩によって店を崩壊されてしまう。
一方、韓国系の商人は自分は黒人と同じだ!ということをアピールすることで店を崩壊されずに済みます。
ラストはかなり過激な終わり方をしています。そのためにアカデミー賞を逃してしまったとか。
獲得した賞は以下です。
・ロサンゼルス映画批評家協会賞4部門
・ニューヨーク批評家協会・最優秀撮影賞受賞
・第四回オーソン・ウェルズ賞二部門受賞
映画はエンディングというところで暴力反対派のキング牧師の演説を引用しています。
やっぱり暴力はいけないよなぁ…うんうん…
と、思っていたところへ続いて…
マルコムXのメッセージ引用もでてきます。
マルコムXは、「自己防衛のための暴力は暴力ではなく、知性と呼ぶべきである」と唱えた人です。
そしてもちろん、次にスパイク・リーが製作したのがマルコムXの映画なわけです。
さて、結局正しいことって何だろう。
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