『サン・ジャックへの道』
遍路と同じように、フランスからスペインにかけても巡礼の道があります。
この映画は、そのサンティアゴへの巡礼道を歩く仲の悪い兄弟とその仲間の話!
も~体当たりな演技が、すごい愉快♪
遍路から帰ってきてすぐに観たので、うんうん、そうなんだよね~って思いながら観ました。
女の子とおじさんが、持ってきた荷物を大量に捨てるシーンがあるんだけど、
そうそう、人間が生きるために本当に必要な物って意外に少ない。
ちゃんとした泊まるところがあるなら尚更よね。
心の面でも、もしかしたら要らないものがいっぱいついているかもしれないね。
それをそぎ落とすた旅でもあるのかも。
ではこの交通が発達している時代になぜ歩くのか????
しかも、ただの散歩じゃない。
足がハンパじゃなく痛くなる、修行。
わたしは、限りなく自然と人に近づくためかなって思う。
これ観たら、
歩くって悪くないね。
人生って悪くないね。
って思うかもしれないです。
そして、この映画の中で、なんだか重要っぽいのが、母親って存在。
遺言残しているのも母親だし、アラブ少年が大好きなのも母親だし。
役者を見れば、クララ役のミュリエル・ロバンが、かなりいい味だしてました。
東京で上映しているのは、銀座のシネスイッチ。
休日は結構混んでいるので注意。
無題
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