そのうち彼女はボクサー仲間のエイドリアンに恋をするけれど、だんだんつらいものになっていく。
彼には彼女がいた。
けれどダイアナは、エイドリアンの気を引くためにボクシングをやめて「女らしく」あることは選択しなかった。
それは自分らしさとは違うから。
そしてエイドリアンもまた、そんなダイアナを認めるのだった。
かっこいい、最高にクールな生き方だと思う。
誰かのためじゃなく、自分のために、そんな生き方、なかなかできないもんだ。
それからダイアナの弟であるタイニーも重要だと思う。
彼は父親から強くなれと言われてボクシングを習わされているけれど、
彼が本当にしたいことは絵を描くことだった。
男だから強くなきゃいけないというマッチョの考え方が根強いのだろうなぁ。
それにしても、ダイアナ役のミッシェル・ロドリゲス、デビュー作だとは思えない演技だ!
監督のカリン・クサマもこれがデビュー作らしいけど、かなりひき付けられる撮り方している。
うん、彼女たちにとってもリアルなテーマだろうから尚更、想いがいっぱいつまっているのかもしれないなぁ。。
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