*引用*
P7
負け犬とは・・・
狭義的には、未婚、子ナシ、30代以上の女性のことを示します。
P8
勝ち犬とは・・・
負け犬のカテゴリーに入らない女性の意。いわゆる普通に結婚して子供を産んでいる人達のことです。
p9
ではなぜ負け犬は「負け」ていると看做されるのか。・・・というと、”何を生産しているか”の違い、という問題に行き着くと私は思います。
P12
とはいっても、人間を勝ち負けで二分することが本当は不可能である事は、私も知っているのです。が、そこを無理やりにでも分けてしまうと単純に面白い、と言うのもまた事実。
P21
「面白いことより、将来的に得なこと」
と考えるのが本来の勝ち犬、
「将来のことはよくわからないから、今面白いことを」
と考えるのが、未来の負け犬。
P46
大学時代、とある雑誌において、「30歳成人説」という特集がなされていたことを記憶しています。明治時代の平均寿命は40代前半、とはいえ乳児死亡率も今よりはグッと高かったから、まともに大人になった人の寿命は50歳ぐらいだったのであろう。
対して現代の平均寿命は掛け値なしで80歳を超えている。
50歳と80歳が相応するとなると、20歳に相応するのは30歳過ぎとなる・・・
ということで、「30歳成人説」。
・・・・・時は流れて、今。35歳となった私は思うのです。
今や『30歳成人説』では通用しなくなってきている。
厳密を期するのであれば、『35歳成人説』の世となっているのではないか・・・、と。
P58
まず、統計的に理解できることは、高学歴の女子と低学歴の男子が余っている、という事です。
・・・・なぜこのような現象が起こるのかと言うと、伝統的に日本の男性は、自分よりいろいろな意味で『低』な女性を好むからだとされております。
これを専門用語では低方婚と言うらしいのですが、学歴、収入、身長といった条件が、例えばほんの少し出会っても自分より『低』である女性と一緒にいるほうが、男性は安心する。
逆もまた真ということで、自分よりも『高』な男性を、女性は好む。
P63
負け犬は都会の生き物です。
統計で見ても、男女共に負け犬率が圧倒的に高いのは、やはり東京。以下、京都、福岡、大阪と都市部が続いている。
関連サイト:
『負け犬の遠吠え』が書かれた理由
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