まず、お遍路グッズのひとつの菅笠に書いてある『同行二人』の意味。
この言葉は、わたしは、お大師様と二人だからひとりぼっちじゃないんだよ!!
って意味なのかと思ってた。
でもどうやら、わたしと、もう一人の存在は、一般的にいわれているお大師様でも仏様でもない。
ひとりは日常のわたし。
そしてもうひとりは本質(来)のわたしなのだそうだ。
つまりお遍路って、自分との対話の旅ということになる。
奥が深い・・・
それから、『空』の説明で解りやすかったのが扇子の話。
扇子っていうのはバラバラにしちゃうと、木と紙でできてる。
そしてそれらが絶妙なバランスで組み立てられて、はじめて扇子っていう存在になる。
つまり扇子っていうのは、扇子ではない物から出来ているわけで、
扇子っていう物は、はじめっから存在しないんだ。
お遍路お疲れ様です。
ひらいさん
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